通常はこんな面倒なことをすることはないのですが、外付けHDDからの読み込みや、WindowsのCドライブがセクターエラーなどでブルー画面になって、起動ディスクを使っても、ディスクの修復ができないことがあります。
こんな場合、なんとかしてデータだけでもサルベージさせたい!となるわけですが、CentOSだとこんな異常発生したディスクでも意外とマウントできることがあります。
まずはNTFSマウントに必要なコマンドから。
yum -y install epel-release
yum -y install ntfs-3g
NTFSのディスク装填
ディスク確認
fdisk -l
ここではsdc1とします。
mkdir /disk1
mount /dev/sdc1 /disk1
再起動時にオートマウント
vim /etc/fstab
/dev/sdc1 /disk1 ntfs defaults 0 0
あとは面倒ですが、FTPなどでなんとかファイルをダウンロードか、別のNTFSディスクにコピーしていきます。
本来ならzipやtarで一気に落としたいところですが、圧縮できても展開できない可能性があります。
よって、面倒で時間も掛かりますが、FTPなどで個別にDLを掛けたほうが破損ファイルを拾わないのでこちらの方が安全です。
ただし異常発生したディスクはいくらマウントできていても、ファイルリストの作成の段階で非常に時間がかかったりしますので、完全回復はかなり難しいと思います。
これでもマウントできなかったら多分復旧は厳しいかな....
ちなみにこんな作業を復旧業者さんに依頼すると、推定10~20は最低でもご請求が来るかと...w